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8万人収容のスタジアムはこの夜もほぼ満員だった。 大会の華といえる陸上男子100メートル(切断など)決勝は、異様な盛り上がりを見せた。
スタートから飛び出したのは、英ケンブリッジ生まれのジョニー・ピーコックだった。
ゴールボール女子準決勝の日本―スウェーデンは延長戦でもともに譲らずに1―1。 サッカーのPK戦に似た、チーム全員6人ずつによるエキストラスロー戦でも決着せず、 勝負はゴールデンゴール方式のエキストラスローに突入した。
日本の8人目は主将の小宮正江(シーズアスリート)。ゴール左に力強く決めた。 スウェーデン8人目のショットは右ポストをたたいて外れ、日本の決勝進出が決まった。
車いすラグビー1次リーグ初戦。第4ピリオド(P)2分、 動きのいいフランスのエースを、日本の3人がタックルした。 相手の無理なパスを奪い、主将の佐藤が持ち込んで得点。 54―45と、この日最大の9点差がついた。
男子シングルスで2連覇を目指す国枝は、 安定した試合運びで準決勝進出を決めた。
近づいてくるボールの鈴の音を確実に察知し、忍者のような素早い動きで体を横にしてゴールを守る。 ゴールボール女子で、鉄壁の守りを誇る日本が、 力強い攻撃が武器のブラジルに得点を許さず、準決勝進出を決めた。
上地は世界ランキング2位のアニク・ファンクート(オランダ)に惜敗した。
第1セットはリードされながらも、いらだつ相手にバックハンドで冷静に対応し、フォアで攻める自分のスタイルを最後まで貫いた。 第2セットは5―2と先行したが、最後は左右に振られて追いつけなかった。
ボッチャ(脳性まひ)の混合団体準々決勝で、日本は、2008年北京銀のポルトガルに2―10で敗れた。 ボールを投げ合って目標球の近くにいくつ置けるかを競う、カーリングに似た競技。 初出場だった北京では1次リーグで敗退したが、今大会は8強入りと一歩前進した。 主将の杉村英孝(伊豆介護センター)は「次は個人戦」と気持ちを切り替えていた。
ロンドン・パラリンピック第5日は2日、競泳女子100メートル背泳ぎ(視覚障害)で、 秋山里奈(明大大学院)が1分19秒50の大会新記録で金メダルを獲得した。 日本勢の金メダルは今大会2個目。
ロンドン・パラリンピック第5日は2日、競泳男子150個人メドレー(運動機能障害)で、 鈴木孝幸(ゴールドウィン)が2分40秒24で銅メダルを獲得した。