パラリンピックアスリート、そしてすべての障がい者スポーツ参加者を応援しています。
第14回夏季パラリンピック・ロンドン大会の開会式が29日夜(日本時間30日未明)、
ロンドンの五輪スタジアムであり、12日間の障害者スポーツの祭典が幕を開けた。
大会組織委員会によると、参加するのは164カ国・地域の約4300選手で、ともに史上最多。
義足ランナーとして初めて五輪に出場した陸上男子のオスカー・ピストリウス(南アフリカ)ら、ロンドン五輪に参加した選手も出場する。
日本からは車いすバスケットや車いすテニス、陸上など17競技に134選手が参加する。 入場行進で旗手を務めたのは全盲の競泳選手、木村敬一。 式には、車いすで生活する英国人宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士も登場した。
オリンピックパーク以外にエクセルと言う会場に取材に行きました。 会場はコンベンションホールで長い通路の左右にフェンシングやシィッテングバレーなどの会場が ずらりと並んでいます。オリンピックのロゴはパラリンピックに変えられていました。
創刊60年の月刊誌「日本カメラ」に写真家として紹介されることは大変光栄に思います。
若いときに見てきた本に自分が載るとは夢のようです。
長い間、「同じテーマ」で撮影してきて良かったと思います。
8月29日から始まるロンドンパラリンピックも初心を忘れずに今まで以上に情熱を持って撮影したいと思います。
かってオリンピックは知られてもパラリンピックは知られていなかった。
アスリートとして素晴らしい活躍をしている選手の姿を多くの人に伝えたくて
リレハンメル大会から冬・夏のパラリンピックを毎回夢中で撮影してきた。
1998年の長野パラリンピック冬季大会をきっかけに日本では障害者のスポーツ認知度は高まった。
そんなパラリンピック競技のうち、車椅子バスケットや陸上、アルペンなどメジャーな競技の影に
ボッチャ、ゴールボールなどみんなに知られていない競技がある事が気になりだした。
マイナーな競技ではあるが、選手の気持ちや意気込みは変わらない。
そんな一人一人の選手の勝敗にこだわった真剣な姿をこれからは撮影して行きたい。
2012年 写真家清水一二
日本パラリンピック委員会は3日、ロンドン・パラリンピック(8月29日~9月9日)に出場する16競技の日本代表126人を発表。前回北京大会の車いすテニス男子シングルスで金メダルを獲得した国枝慎吾、パラリンピック通算21個のメダルを持つ競泳男子(視覚障害)の河合純一(医療福祉総合研究所)、北京で2冠を達成した陸上男子(車いす)の伊藤智也らが名を連ねた。
セーリングが2大会ぶりに出場するが、シッティングバレー男子や車いすバスケ女子が出場できず、北京の162人より少なくなった。主将は夏季4大会連続出場で、2004年アテネ大会の陸上女子5000メートル(車いす)金メダリストの土田和歌子(サノフィ・アベンティス)、旗手には2大会連続出場の競泳男子(視覚障害)の木村敬一(日大)が選ばれた。
前回の北京大会で障害の程度に応じたクラス分けの統合が進み、日本が得意としていた重度障害者のクラスが削減対象に。アテネ大会で52個だったメダル数を大きく減らし、金5、銀14、銅8の計27個に終わった。
今大会は、史上最多の165カ国・地域から約4200選手が参加する見込み。障害のない選手が障害者を装って出場したことが問題となって正式種目から外れていた知的障害者の種目が、陸上、競泳、卓球で3大会ぶりに復活などし、種目数が前回から31増えた503種目となった。
2012年5月2日~4日に内閣総理大臣杯争奪第40回記念日本車椅子バスケットボール選手権大会が行われた。 第40回の記念大会ということで4日の決勝戦には天皇皇后両陛下のご臨席を賜り行われた。
大会決勝はNo Excuseと宮城MAX。
決勝戦の序盤から攻勢に出たのは宮城MAX。No Excuseも最後に追い上げを図るが、宮城MAXが64-50で決勝戦を制して4連覇を達成した。
写真は優勝した 宮城マックス。
ジャパンパラリンピックのクロスカントリー競技は2月18日から、北安曇郡白馬村のスノーハープ競技場で
19日まで行われた。
18日はクラシカル競技が行われ男子シットスキー10キロで
長野車椅子マラソン初代王者の久保恒造(北海道・日立ソリューションズ)が優勝した。
内閣総理大臣杯争奪第40回記念日本車椅子バスケットボール選手権大会は、日本一を決める日本最高峰の大会として開催し、40回目を迎えます。
皆様にも会場に足を運んでいただき、迫力のある車椅子バスケットボールをたくさんの方に見て頂きたいと思います。昨年は震災の影響で開催する事が出来ませんでしたが、今年度は昨年の分も含めてより盛り上がりのある大会になるよう努力していく所存ですので、よろしくご支援ご協力のほどお願い申し上げます。
大会事務局
〒112-0014 文京区関口1-16-1東海文京マンション701
TEL 03-3267-5002 / FAX 03-3267-5019
事務担当:藤倉 さお里 撮影担当:清水一二(フォトサービス・ワン)
日本、韓国、カナダ、ノルウェーの4カ国が参加する国際大会「ジャパンアイススレッジホッケーチャンピオンシップ」の準決勝が
21日、長野市のビッグハットであり、日本はノルウェーに1―4で敗れた。
日本は「長野サンダーバーズ」の上原大祐選手(30)が唯一の得点を挙げたが、
相手の圧力をかわせず、バンクーバー・パラリンピック銀メダルの実力を出せなかった。
上原選手は「チームに気持ちのゆとりがなく、チャンスをものにできなかった。
修正して次は圧倒的に勝ちたい」と話していたが、22日の3位決定戦で韓国に負け4位となった。
10月14~16日、車椅子バスケットのクラブチーム世界一を決める大会が北九州市で行われた。
この大会には3月の東日本大震災で被災した宮城マックス(仙台市)が出場し準優勝した。
決勝戦の相手はトルコのガラタサライ。プロ選手の寄せ集めチームだ。
前半はディフェンスを強化し28-29で後半戦に入ったがパワーとスピードに押され51-68に終わった。
宮城マックスの監督岩佐義明(53)さんは
「震災で一人でも選手がいなくなればここには来れなかった。」と語る
岩佐さんの家も津波で流されていた。